催眠の機能
こんばんは!
「タロットリーディングもできる催眠術屋さん」mionです!
今日は催眠の「機能」のお話。
■催眠の「機能」とは?
モノゴトを理解伝達するときは用語の定義を示す必要があります!
単に定義マニアでもあるのかもしれないですがw
「催眠の機能」とは、
《暗示を与えてそれをリアクションとして引き出すこと》
と言えるかもしれません。
催眠技術は被験者を「変性意識状態」にして意識のフィルターを鈍くして暗示を入れるもの、だとしていますが、暗示を入れないと、変性意識状態を作るだけの技法になってしまいます。
大切なのは暗示を機能させることです。それが催眠技法の機能ですね。
■しかし、暗示は、催眠技法がなくても入る
暗示は催眠技法を使わなくても様々な心理テクニックで与えることができます。
そこにあるものはメンタリズムな概念ですね。
メンタリズムの構成要素には催眠がありますが、それは形式ばった催眠ではなくて、催眠技法という系統立てられた技術の中で働くもっと催眠の構成要素の人が持つ催眠作用的なメカニズムのことであるわけですね。
■となると、催眠はなくてもいいじゃん? となる……
催眠という「枠組み」を使うことによって作用する「人の心理的なメカニズム」があってそのメカニズムは、催眠という枠組みがあってこそ働くものと、催眠の枠組み以外でも機能するものがあるのだと思います。
フレームで作用する、ということですね!
なので、暗示を入れるコツは、心理メカニズムを把握した上でそれに沿って与えてあげると、受け取る側は自然なので抵抗が少ない。
抵抗を少ない状態にすることは催眠じゃなくてもできるわけですね。逆に言えば、暗示を入れるのに抵抗を少なくする技法はアプローチの仕方が違えどすべて催眠技法とも定義できるのかもしれません。