メンタリズムの定義、再考。
こんにちは!
タロットもできる催眠術師mionです!
催眠と同じようにメンタリズムというものは言葉の定義が曖昧です。
言葉というのは時代によって変化しますから今このタイミングでのメンタリズムというものの定義を再度考えてみたいと思います。
メンタリズムにはパフォーマンス要素もあるのでエンタメでもありますが、実用性についても言及されています。例えばビジネスであれば営業やマーケティング、コミニュケーションであれば、恋愛関係にも応用できると情報発信している方もいますね。
キーワード的なインパクトや流行りもあるかもしれませんがメンタリズムという言葉の汎用性が時代的に使いやすいことはあるのかもしれません。
時代性、キーワードとしての流行り、実際の実用性……このような要素を鑑みてメンタリズムはこういうものかな? という定義を考えてみたいと思いますが、その中には僕の理想もあります(笑)。
メンタリズムにはパフォーマンス要素があります。そこにはトリックやギミックを使うことがあります。ギミックは物理的な道具のことだと思ってください。
メンタリズムについて言及している方の中にはメンタリズムは純粋に心理技術だけではなくパフォーマンス要素の中にあるトリック、ギミックも含まれてのテクニックと定義している場合もあります。
全部「ック」ですが笑、
トリック、ギミック、テクニックというメンタリズムにおいての意味合いも定義してみます。
ギミックは上記のように物理的な道具のことと定義します。仕掛けがあるカードデッキなどですね。
トリックはギミックも含めてメンタリズムを使って何かしらの目的を達成した時に使われる「仕掛け」のこと。
テクニックはギミック、トリックをフルに使ってメンタリズムを実践していく一連の手続きのこと。
……のように言葉を定義してみます。
まずは、ここまで、言葉(用語)の定義を定めてみます。
久しぶりの更新だよ。
というわけで笑。久しぶりのブログ更新。本業の催眠セラピストだったり、心理カウンセリングよりのタロットセッションだったり、まあいろいろ忙しかった。こちらのブログの手抜きをしていたわけではなく、メンタリズムについてリサーチしていて、当ブログなりのメンタリズムについて研究していたのです。
メンタリズムはパフォーマンスの要素もありますし心理テクニックでもありますし。心理テクニックであればそれはコミニュケーションにも使えますしもちろん心理セラピーにも使えます。心理セラピーテクニックがメンタリズムの要素になってそこからメンタリズムという枠組みの中から心理セラヒーに【逆輸入】する。
そんなことをしなくてもそれぞれの枠組みの中でやればいいじゃんという話もありますしそれがシンプルではありますが、枠組みを変え実践するテクニックを施術する意味や意義を変えることで同じテクニックでも効果が違ったりすることはよくあることですね。
催眠セラピーもできるタロット占い師、mionでした。
催眠の機能
こんばんは!
「タロットリーディングもできる催眠術屋さん」mionです!
今日は催眠の「機能」のお話。
■催眠の「機能」とは?
モノゴトを理解伝達するときは用語の定義を示す必要があります!
単に定義マニアでもあるのかもしれないですがw
「催眠の機能」とは、
《暗示を与えてそれをリアクションとして引き出すこと》
と言えるかもしれません。
催眠技術は被験者を「変性意識状態」にして意識のフィルターを鈍くして暗示を入れるもの、だとしていますが、暗示を入れないと、変性意識状態を作るだけの技法になってしまいます。
大切なのは暗示を機能させることです。それが催眠技法の機能ですね。
■しかし、暗示は、催眠技法がなくても入る
暗示は催眠技法を使わなくても様々な心理テクニックで与えることができます。
そこにあるものはメンタリズムな概念ですね。
メンタリズムの構成要素には催眠がありますが、それは形式ばった催眠ではなくて、催眠技法という系統立てられた技術の中で働くもっと催眠の構成要素の人が持つ催眠作用的なメカニズムのことであるわけですね。
■となると、催眠はなくてもいいじゃん? となる……
催眠という「枠組み」を使うことによって作用する「人の心理的なメカニズム」があってそのメカニズムは、催眠という枠組みがあってこそ働くものと、催眠の枠組み以外でも機能するものがあるのだと思います。
フレームで作用する、ということですね!
なので、暗示を入れるコツは、心理メカニズムを把握した上でそれに沿って与えてあげると、受け取る側は自然なので抵抗が少ない。
抵抗を少ない状態にすることは催眠じゃなくてもできるわけですね。逆に言えば、暗示を入れるのに抵抗を少なくする技法はアプローチの仕方が違えどすべて催眠技法とも定義できるのかもしれません。
暗示
どうも。
「タロット占いもできる催眠術屋さん」のmionです。
今日は催眠についてのマニアックな考察です。
■催眠と暗示の関係性
筋肉硬直(カタレプシー)を起こさせる暗示を被験者に入れるとします。
「あなたの指はくっついてしまって離れない」などの暗示ですね。
この暗示が無意識領域に入りやすくするために顕在意識の判断する意識フィルターを下げるために催眠状態にします。
催眠状態にすることを催眠誘導と言います。
催眠状態は変性意識状態やトランス状態とも表される場合があります。ここではこれらの表す言葉が同じものだと思ってください。
指がくっついて離れないことなど暗示を入れてその反応が引き起こされることを催眠現象と言います。
つまり
- 催眠とは「暗示を入れやすくするためにトランス状態に導いていく」技術であり
- 暗示とは「無意識レベルにメッセージを入れてその反応を起こさせる」こと
だと定義することができます。
催眠術ではこの暗示を入れることのでが目的です。
逆に言えば催眠誘導せずトランス状態をつくらず暗示が入ればそれはそれでよいのですね。
ということは、催眠と暗示は関係性があるもののそれぞれ独立しているものとも言えます。
■メンタリズムと暗示
メンタリズムパフォーマンスで有名な演目は相手の選んだもの当てる(相手に選ばせる)などの「心理誘導」があります。
無意識に何かを選ばせる「暗示」を様々なテクニックで無意識に刷り込んでいきます。
(この様々なテクニックの中に催眠があります)
サブリミナル効果的な意味合いもありますね。
人が無意識レベルで暗示の影響を受けるというのは原理原則は同じです。
トランス状態にしなくても暗示の影響は与えられます。
暗示の刷り込みの原理原則を知っていれば催眠技法は特に必要ないのですね。
メンタリズムの観点から暗示を入れることはそこに催眠技法も含まれますが必ずしも催眠を利用しなくてもよいのですね。
以下、参考動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=jTwCMX5sUQU&feature=youtu.be
Derren Brown Conversational Hypnosis
■トランス状態と暗示
暗示を入れるのに必ずしもトランス状態は必要なく、暗示が作用するには原理原則があって、その原理原則に従って暗示を入れやすくする意識の状態をつくることができるのが催眠技法です。
暗示を入れるのに催眠技法(特に伝統的な催眠)は武道でいうところの型みたいなものだと言えますね。
暗示が入るための原理原則をわかりやすくしたのが催眠技法なのです。
暗示を入れなくてもトランス状態に人はなるだけでリラグゼーション効果がある場合があります。
暗示を入れないトランス状態は瞑想などのセルフケアで今では使われていますね。
■暗示が入る原理原則
これは様々な法則やテクニックで表されていますね。
現代催眠の言語テクニックやセールステクニック、ある特定の目的のためのコミニュケーションテクニック……様々なものがたくさんあります。
原理原則は同じなのでそこを理解しておけばアドリブで暗示を入れることは可能ですね。
原理原則については有名な参考文献は影響力の武器が教科書的に使えます。
今日も最後まで読んでくれてありがとうございます!(^^)/
エンタメ性のあるセッション
こんばんわ!
(なんとなくこの記事が読まれる時間帯が夜のような気がしてw)
「mion」です。
僕は自営業(自由業)です。このブログは「やや」怪しくエンタメ寄りなコンセプトになってますが笑、普段はごく真面目(?)な心理セラピーとカウンセリングをしています。
心理セラピーはある側面から見るとジャズのようなアドリブがあるアートみたいなものでそこにはエンタメ性もあります。
その「エンタメ性」を強化したセラピーができないかなと思ってコンセプトを切り分けたブログがこちらなのですが、普段はアメブロを使ってます(石投げないでw)。
このブログのコンセプトは「催眠、タロット、そしてメンタリズム」ですが、エンタメ要素が入った「メンタリズム」を背景にしたセッションを考えていく、というのも、副題の一つではあります。
こちらでは「肩書き」を「タロット占いとかもできる催眠術屋さん」としておきます。メンタリストとは名乗れない笑。
メンタリズムをセッションに活かすということは?
メンタリズムとは「様々な心理法則・メカニズムを使ってある特定の目的を達成すること」みたいな定義とこの記事で書きました。
立脚点がメンタリズム的な位置づけで「目的」が「セラピー」であればそれは心理セラピーとしての機能がついてくると思います。
メンタリズムという言葉にこだわっているのはそこにエンタメ性を入れたいからです。
エンタメ性をどう入れていくかはまだ研究・検証中ですが。
エンタメ性があるセッションとは?
例えば心理セラピーのセッションの中にエンタメ性があるということはまずセッションの「場」にそれがある、ということ、と思います。
エンタメ性とは、「ワクワクして引き込まれる感覚」みたいな側面がありますよね。
セラピーやカウンセリングではこういう感覚は「ラポール作り」に有用かと思います。
つまり、
- ワクワクして引き込まれる感覚がある
- それがラポール作りに役に立つ
というのが「エンタメ性のあるセッション」と言えるかもしれません。
最後まで読んでいただきどうもありがとうござます!(^^)/
メンタリズム!
このブログのコンセプトを「催眠術」「タロット」「メンタリズム」にしてみた!
ブログを書いている中の人「mion」は「タロットもできる催眠術屋さん」です!
基本催眠をベースにしたいろいろあれやこれやな仕事をしています笑。
(健全なセッションももちろんありますwww)
催眠とタロットはお仕事でお金をいただく位には「プロのお仕事」を提供できるけど、「メンタリズム」についてはまだもう一歩足りない感じ!
コンセプトを変えてからしばらくは「メンタリズム」について語っていくかも!
というわけで、今日の記事はこんな感じ!
■メンタリズムとは?
個人的にメンタリズムは「催眠」という言葉の定義がとても曖昧なように、概念的で、詳細にこれだ! と定義しきれないものと感じます。
なので、「強いて」定義するならば、メンタリズムとは、
「心理法則や心理メカニズムを様々な手段で利用する方法」
と言えるかもしれません。「どう利用するのか?」でメンタリズムの「種類(ジャンル)」が変わってきます。
エンタメ的にパフォーマンスに使われるかもしれないし、
ビジネスに応用されるかもしれないし、
時には相手を騙すために詐術に使われるかもしれません。
ここらへんは個人的な「催眠」の定義と同じ方向性だし、「タロット」が時代に合わせて変化と進化をしてきたのと同じように、「メンタリズム」の意味合いも変化していると思います。
※言葉は時代によって意味が変化します。例えば「煮詰まる」は「考えがまとまってアイデアが固まった」みたいな意味合いなのですが今では「行き詰る」という意味合いで使われることが多い。なので「メンタリズム」という言葉も定義が変化してもおかしくはないのですね
■メンタリズムの構成要素
メンタリズムという言葉は曖昧ですが、もう少し具体的に見るならば、様々な心理法則(メカニズム)を利用するものの、それらの法則は単発のものですので、体系立ててある技術としてのメンタリズムの「構成要素」は、「催眠術」と「コールドリーディング」の技術ですね。
コールドリーディングを使用しやすいツールが「タロット」です。
催眠術とは「催眠現象」を起こすための一連の技術のことです。「術」とついているくらいですからね笑。
コールドリーディングは術者が「予備知識ないところから相手にリーディングが『当たった』と思い起こさせる」心理技術です。
催眠術にしてもコールドリーディングにしてもイメージがよくない部分もあるかもしれませんが、時代性によって意味合いもこれらも変わってくると思います。
催眠術は「潜在意識を活用するための技術」とも言えますし
コールドリーディングは「共感するためのテクニック」とも言えます。
■メンタリズムを学ぶには?
メンタリズムの「メンタリズムさ」を手っ取り早く体験しつつメンタリズムを学びたい場合、最初にコールドリーディングから入るとよいかもしれません。
コールドリーディングのテクニックは現代では「共感するためのテクニック」であるということを前提に学ぶとよいですが、しかし成り立ちとしては、リーディング(占い)を相手に「当たった」ように思わせるテクニックからなので、どうしてもネガティブなイメージはあるかもしれません。
どのような技術も使い方しだいですね!
セッションの方向性
今となってはカウンセリング、セラピー、コーチング、コンサルティングの境界線はとても曖昧で、かつそこにスピリチュアル要素が入ってくる、と、何がなんだか分からなくなってくる笑。抽象的に考えるならばクライアントの悩み・問題を解決するなら技法はなんでもよいわけだ。
カウンセリング、セラピー、コーチング、コンサルティングは「セッションの方向性」と言える。そのセッションを実際に行っていく技法は共通するものが多くある。
カウンセリングはネガティブな状態や問題をゼロにしていく方法。マイナス領域を扱う。
コーチングはさらに現状から向上するためにはどうすればよいかを取り扱う。
セラピーは状態のプライマイナス関係なく悩んでいる状態をフラットにする、また癒していくことを目的とする。
コンサルティングは悩みの解決策の伝授である。
→コーチングはやり方をクライアントさんと共に見つけていくが、コンサルの場合は解決手法をこちらから与えていく
と、便宜上は定義している。この定義が必要なのは、ビジネスとして考えた場合である。